紙ファイル加工について
近年SDGsが当たり前になり『脱プラステック』が主流になりつつあります。
そんな代替え品の一つとして『紙ファイル』があります。その紙ファイル加工のご紹介をさせて頂きます。
紙ファイル加工はもともと画像のようにファイルを開いた状態の形に紙を型抜きしておきます。
こちらが実際に紙ファイル加工をするマシンの基幹部分。
この二つの金属製のギアギザローラーが回転し、そこに紙を通過させると紙ファイルの完成です。
紙を通す際には見開きのファイルを二つ折りにして、ファイルの形にしてから紙ファイル加工機に通していきます。
こちらが実際に紙がギザギザローラーを通って圧縮されている画像です。
ローラーを通ることによって紙がギザギザに加工されて紙同士がくっつくという加工です。
ですが、どんな紙でも加工可能というわけではなく、圧着面が平滑性の高い紙でないと強度が出ずにすぐに剥がれてしまいます。
紙ファイルは脱プラステックとして注目されているアイテムです。
このファイルは見開きの状態で印刷することができるので企業ロゴなどを入れて企業イメージの向上を図ることができます。
さまざまな紙でトライすることができます。
画像は特種東海製紙のレザック75です。
この紙はエンボス加工が施されていてレザーライク(皮のような紙)というテーマで作られているのでこういった紙を加工することによってさらにおしゃれな紙ファイルを作ることができます。
実際に加工している様子を動画にしてyoutubeにアップロードしてますのでご覧ください。